こんにちは、AKA-博田法指導医の住田憲祐です。
今回は皆さんが気になる「どのくらいで良くなるか?」についてお話し致します。
全ての痛みやシビレが一度の治療で良くなればいいのですが、残念ながらそうはいきません。
例えば、激痛でもすぐに良くなる方がいらっしゃる一方で、それ程強い症状でなくても長期間の治療が必要な方がいらっしゃいます。
このように、治療期間は自覚症状の強弱だけでは決まりません。
AKA-博田法では、関節(主に仙腸関節)の状態により治療期間を以下の3つに分類しています。
①仙腸関節の動きが悪いだけの場合:1〜2回の治療で治癒します。
②仙腸関節の動きが悪いのに加えて、仙腸関節に炎症を起こしている場合:月に1〜2回の治療で3カ月位で治癒します。
③仙腸関節の動きが悪いのに加えて、仙腸関節の炎症を繰り返す場合:
仙腸関節の炎症がなかなか治まらない特殊なタイプです。
全身のいろいろな部位に痛みやシビレを起こしたりする他に、冷えなどの自律神経の失調症状を示す方が多くいらっしゃいます。
完治はしませんが、治療により症状は軽減します。
このタイプは完治は難しく、約1〜3ヶ月に1回(症状により異なる)のペースで定期的に治療することで、症状をより軽い状態に抑え込むことが目的となります。
望クリニックには、いろんな治療を受けても良くなっていない方が多いため、③に該当する方の割合は多いでしょう。
「私はどのタイプかな?」と思った方は受診時にお尋ねください。
記事執筆責任者-AKA-博田法指導医住田憲祐(医師)
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