こんにちは。
望クリニック副院長・AKA-博田法指導医の住田憲祐です。
今年もよろしくお願いします。
さて、今年初めてのブログは、寒さと痛みについてです。
冷えると痛みや痺れが強くなる。
冬の方が痛みが強い。
お風呂に入ると楽になる。
こう訴える患者さんは数多くいらっしゃいます。
診療していても、暖かい時よりも寒い時の方が調子の悪い方が多いのです。
では、なぜ寒いと痛みや痺れといった症状が増すのでしょう?
望クリニックの患者さんの多くは、仙腸関節の機能障害によって生じた筋肉の異常な収縮(緊張)を痛みや痺れ、コリ、突っ張りなどの「症状」として感じています。
つまり、筋肉がギューッと硬く収縮(緊張)している状態を、それぞれの部位で、様々な症状として感じているのです。
筋肉はその性質から、冷えると収縮(緊張)が強くなります。
そのため、寒い時期の方が痛みや痺れといった症状が増す傾向があります。
お風呂でよく温まると症状が緩和するのは、温まることで筋肉が緩むためです。
患者さんには日頃からお身体を冷やさないように気をつけて頂きたいと思います。
しかし、大切なのは痛みや痺れはただ温めれば良いという訳ではありません。
そもそも、仙腸関節が悪くなり発生した筋肉の収縮(緊張)が、寒さにより割り増しになっています。
つまり、仙腸関節をしっかり治療したうえで冷やさないようにすることが大切です。
温めるだけで一時しのぎをして、肝心の治療をしなければ症状の改善は難しいでしょう。
これから冬本番となります。
AKA-博田法でしっかりと治療して、養生としてお身体を冷やさないようにお気をつけ下さい。
P.S . 緊急事態宣言が出されました。皆様におかれましては、感染に注意してお健やかにお過ごし下さい。
望クリニックでは、皆様が安心して受診して頂けるよう、感染対策に万全を期して診療しております。