こんにちは、望クリニック副院長・AKA-博田法指導医の住田憲祐です。
ブログを始めて一年が過ぎました。
いつもご覧いただきありがとうございます。
このブログは、AKA-博田法をより広く知って頂き、不要な手術や、痛みやシビレに困る患者さんが減って欲しいという思いで始めました。
2020年6月24日のブログでご紹介したように、2019年、整形外科学会の腰痛ガイドラインでは、腰痛の6%が仙腸関節が原因と認めています。
以前は仙腸関節が原因の腰痛という考え方すら無かったため、この点は少し前進していると言えます。しかし、わずか6%とは少な過ぎます。
まだまだ腰痛に対する考え方はあまり変わっておりません。
まして、首肩や膝、股関節、手足といった腰以外の部位の症状も
仙腸関節が原因と理解されるのは、しばらく先のことでしょう。
AKA-博田法の考え方がなかなか浸透しないのは、従来の整形外科の考え方とは大きく異なること。そして、AKA-博田法の技術が難しいことにあります。
頭で理屈が分かっても、技術が上達しないと治せるようになりません。
しかし、どんなに難しくても、仙腸関節が根本原因であれば、治療するしかありません。
今後も診療しながら発信していく必要があると考えています。
痛みについて疑問や不安なことがあれば、次の治療時にお伝えください。
一人の方の疑問は、他の方にとっても疑問であったりします。
診療時に頂くご質問はブログでも発信していきたいと思います。
今後とも望クリニックのブログをよろしくお願い致します。