こんにちは、AKA‐博田法指導医の住田憲祐です。
少し肌寒さを感じる日が出てきました。
患者さんも冷えを訴える方が少しずつ増えてきています。
寒くなると、以前怪我した部位が痛む方がいらっしゃいます。
ご本人はその時ちゃんと治さなかったから?と考えがちです。
なかには、まだちゃんと治っていないのでは?と考える方もいらっしゃいます。
痛みの原因は仙腸関節のことも
望クリニックには、仙腸関節の調子が悪くなると、子供の頃に骨折した右手首が痛くなるスタッフがいます。骨折したのは子供の頃なので、骨折自体は治っています。
そんな時に、仙腸関節やその痛みの部位に関係する関節を治療すると、右手首を触れなくても痛みが良くなることがあります。
つまり、古傷の痛みのなかに仙腸関節が根本原因のものがあるのです。
一般的な整形外科でこの様に考えることはまずありません。
治療している私達も、なぜ古傷の痛みが仙腸関節の治療で良くなるのかは、よく分かっておりません。
ただ、日々の診療で患者さんの痛みの1つに古傷の痛みが含まれていることがあり、
AKA‐博田法で仙腸関節を治療すると、良くなることを経験してきました。
ちょっと不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
人体にはまだ分からないことがありますね。